自宅で受講した大学のWEB講座

WEBサイトの存在価値の変遷

自宅で受講した大学のWEB講座 当初、HTMLを利用して創られるWEBサイトは、知識データベースとしての役割が重視されてきました。学術的な文献や情報についての利用方法が、そのまま一般の中で少しずつ使われていました。その後、インターネットの普及に伴い、ホームページが持つ広告面の機能が認識されるようになり、個人や企業が、自分の趣味や、あるいは自社や製品のアピールに利用するようになってきました。この時点は、WEB関連技術が急速に発展していくことになります。

映像や音声のコンテンツがブラウザ上で表現できるようになり、作り手は様々な独自技術を駆使して、派手な演出が行われるようになりました。そして現在は、マーケティングの側面にWEBサイトの存在価値を見出すようになってきています。以前は、クライアントがサイトの構築に当たって重要視してきたのは、サイトのデザインや機能といったアピール力にありました。それに応じるように、製作会社は優秀なWEBデザイナーに素敵なデザインのサイトを構築させるようにしてきました。

それが現在では、「アクセス解析」や「運用面」ということが、クライアントにとっても最も重要なポイントに変わってきています。ただこの変化に対しては、製作者側が対応しきれておらず、サイト構築に当たってのワークフローは旧態依然のままとなっていることが多いようです。個性よりも見やすさに重点がおかれ、集客性があって、更新やメンテナンスが容易なワークフローを新たに構築していく必要があることに製作者側が気が付いて、シフトチェンジしていく必要があるでしょう。